クリニックで使用している特殊な機械類

ビジュアルマックス

 この機械は、治療ユニット1台ごとに設置されています。基本的にはコンピュータで構成されていて、画面に患者さんのレントゲン画像や、今までの治療内容などが表示できるようになっています。

 写真でおわかりのように、レントゲン写真の上から、今後の治療箇所の説明などを書き込んでいくことができるので、患者さんに安心感を与えられる、とても優れたコミュニケーション機材です。この機材を導入した後から、患者さんからは「安心して治療してもらえる。」と言っていただけるようになりました。

メーカーのサイト参照

針なし麻酔 シリジェクト

 この機械は、治療の前段階で使用する麻酔器具の1種です。針の有る一般的な注射器で麻酔をすると、歯ぐきに針をさすことになり、人によってはそれだけで歯科治療を嫌がる方がおられます。

 しかしこの機械は、歯ぐきの表面に広く接することで1点の針先のような痛みでは無く、ほとんど痛みを感じることなく麻酔をすることが可能になります。しかも、針の有る麻酔よりも短時間で効果が現れるので、治療全体にかかる時間も短くなります。

レーザー治療器具(エルビュウム ヤグレーザー)

 いわゆる医療用レーザー治療器具ですが、レーザーの種類によってその機能が異なります。

 このレーザーは歯科専用に開発されたもので、患部のみに照射することが可能で、患者さんへの痛みを最小限に抑えることが可能になりました。

 患部を『削る』治療から患部を『破壊』する治療へと変わりつつあります。破壊と言うとおおごとに聞こえますが、レーザーは色の濃い部分に強く反応する特性があることを利用したもので、レーザーの熱が虫歯の黒い部分に集中してはがし取ってしまうようなイメージでしょう。

 いずれにしても、患者さんへの負担が非常に少なくすることのできるようになった、優れた機材で有ることには間違いありません。